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賢治参考図書

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    21年は一市は花巻村です。

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2006-11-02

外台

 余談だが「外台」に触れよう。

 「外台」については、賢治研究者なら何方もご存知でしょうが、江戸期から明治二十二年までは外台村で、その後大正十二年には稗貫郡花巻川口町大字下根子字外台。現在は花巻市外台と外台川原である。

 さて、せっかくだから賢治の詩にも触れよう。「春と修羅 第三集 詩稿補遺」 『 来訪 』に、ここは「ちょうど台地のとっぱななので・・下台ぢゅうの羽虫」やら「まるで鳥みたいな赤い蛾」「鳥には灯台の役割」をはたすところだと言う。このような詩がある。

 この『来訪』の詩句のなかの、下台に[ とだい ] のルビが振られている。凡例の六の(6)に、「難読漢字には適宜ルビを補い、[  ] で括って、作者自身の付けたルビと区別する。」とある。編集氏の親切というものである。これまでのものには何の問題も無い。しかしである。

 詩的言語で書かれているものは「下台」でも「外台」でもその人の自由だが、『校本全集』の「伝記資料」「花巻付近概念図(大正初期)」では、地図上に幾ら概念図であっても「下台」ではいかがなものか。科学的言語であるべきところへ、詩的言語ではいかがか。ほんとうはこんな些細なことはどうでも良いことだ。これはあくまでも余談である。

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