カンパネルラとモリス
賢治のユートピアについて、森のミュージアム http://homepage2.nifty.com/sakunami
に大内さんが大変貴重な研究を発表されている。今後も研究がすすむようで、ご論考が記されるのが楽しみである。羅須地人協会についてのことは、後に触れたい。
さて、氏のウイリアム・モリスのユートピアと賢治とについて、吉本論にふれておられるのでご覧願うとして、ここでは小野隆祥著「宮澤賢治の思索と信仰」の賢治のユートピアに目を向けたい。小野は「ユートピア意識を刺激しえた人物として修道士であり、反乱指導者でもあったカンパネルラを考える。」と指摘している(363頁)。作品論に沿った考えでの論である。上田哲や佐藤勝治の考えもあるのを、大内氏はどのように考えらるかを期待している。(マロリ・フロムの「宮澤賢治の理想」は他に記す)
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