ワームホール
中国に「一壺天」という古い話がある。
漢の都でのこと。
塔の上から都を眺めてい費長房という人が、薬売りの老人に気がついた。
これで店じまいというときに、店先においてある壺の中にヒョッと薬売りが入ってしまった。
老人は仙人であった。
次の日、費長房が仙人に頼んで壺の中に入れてもらうと、その中に広大な世界が広がっていて、美酒と山海の珍味が満ちていたという話がある。
佐藤勝彦著 「宇宙論入門ー誕生から未来へ」 に書かれていた一文である。
我がこのブログ 中身が到底「珍味」といえる代物ではないが、また書き始めたいと考えている。
« 入沢康夫先生 日本芸術院会員に | トップページ | 駒ケ岳 »


費長房の話は、漢書ではなく後漢書にあるというのが定説ですが、実際にはそれより約百年前の列神伝四費長房(葛洪著)のほうが早い。なお、壺中天地の語は中国唐の詩人元稹の七言律詩にあり、平安時代の和漢朗詠集に登場する。念のためご確認願います。
投稿: 設楽哲也 | 2009-01-19 15:04
説楽哲也様 コメントありがとうございます。
元稹(779~831)について小生は唐宋抒情詩選からの知識しかありません。
葛洪(283?~343?)についても、平凡社の三冊本は、図書館で眺めた程度です。
年代についての確認でしょうか。
私は困ったときには広辞苑に頼っています。
ワーム・ホールを記したのは、佐藤勝彦氏の「宇宙論入門」を紹介したかったのです。
最近の宇宙観についてです。
投稿: ヤジュル | 2009-01-20 13:53