佐藤勝治さんの事
だいぶまえでしたが「宮澤賢治の詩の世界」に賢治と光太郎の会見の事が出ていました。それに触発されてダンボールから引き出してみた雑誌があります。「みちのくサロン」です。その創刊号は「高村光太郎特集」号で、『「光太郎と賢治」ーある冬の日の会見ー』と題して佐藤勝治さんが書かれています。
佐藤さんの生家は賢治の家の近くでした。それから高村光太郎を山口へお連れなされたのも佐藤さんでしたから、賢治と光太郎を語られるには、佐藤さんが適任者と私は思っています。<これ等の話は後ほどに記します>
ご存知の方も多いと思いますが季刊「みちのくサロン」が「啄木と賢治」と改題されたのは三号以後です。
佐藤さんは春夏秋冬「斉藤宗次郎先生と私」や「三浦参玄洞さんと私」と題してお書きになられています。手元にある「第十三号」までの雑誌をたよりに佐藤さんの思い出を書いてみたい、そんなふうに思っていますので、どうぞお付き合いをお願い致します。
1976年 新年号 「啄木と賢治」 目次
●百合を掘る 続橋 達雄
賢治文学研究 ●宮澤賢治の文語詩(一) 小澤 俊郎
●宮澤賢治の詩精神 萬田 務
●青森挽歌とヘッケル博士 小野 隆祥
●妹トシの落書 照井 謹二郎
賢治の周辺 ●斉藤宗ニ郎さん 森 荘己池
●満州の宮澤賢治 大村 次信
その他 宮澤賢治ノートに●微塵化生 斉藤文一●タネリが噛んでいたもの 儀府成一●賢治における「ヒデリ」雑感 宮本硬一●ゴッホ・サイプレスの歌 川原仁左衛門・・・・・・・この他にも色々と有りますが、佐藤さんは「・賢治童話三題ばなし」と「・春夏秋冬 三浦参玄洞さんと私」等、この号には盛りだくさんの内容です。次回は、この「三浦参玄洞さんと私」に書かれています内容に触れながら、佐藤さんと宮澤賢治に少し関係があるのではないかと思われることなどを記したいと思います。


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